えいがのおそ松さんを見て二次創作について考えた

えいがのおそ松さんを見た。

おそ松さんはおそ松くんたちが大人になってからという設定のアニメ。25話ずつ放送されて二期まで放送されていた。私は父がなくなった年の秋からおそ松さんを一家で見ていて、毎週大笑いしていた。癒やしだったのです。それからpixivで絵を見たりしているうちにあれよあれよと腐女子になってしまった。い、癒やしだったのです。毎日毎日pixivで同じタグを検索して見てた。

ときどき、同級生とLINEやらなにやらで、最近の腐(二次創作)は洗練されているし受け皿も多く、社会的経済的に認知されている文化活動なのだな…とか、この年になって今までただのオタクだったのに突如腐ってしまった、なぜだろうか…ジェンダー…?とか雑談をしていました。なんでかはよくわかりません。


ここから映画のネタバレ含む。ネットで考察とかはまだ読んでいない。

えいがのおそ松さん、と何故かひらがな表記なのは、あの栄華を誇ったおそ松さんという意味もあったのかな。

えいがのおそ松さんは多分卒業の物語なんだと思う。素直に見るとそういう感じ。高橋さん(ヒロイン?)は、すべての、おそ松さんを楽しく見ていた人たちの象徴なのかな、と。もちろん作っておられた方々も含める。

おそ松さんっていうアニメで六つ子が楽しくしているところを、楽しい、素晴らしい思い出として持っていく人なのかなーと思った。子供の頃、おそ松くんを少ないおこづかいから単行本を買って読んでいて、それからアニメをみてチビ太のおでんはサークルK。それが、大人になってから、おそ松さんになった。毎週、毎日楽しかった。

アニメに加えて、pixivやツイッターでいろんな考察を読んだり、二次創作の漫画や小説もたくさん読んだ。それまで二次創作ってあまり馴染みがなかったけど、自分が見た作品やキャラクターの解釈を元に、何かを組み立てる部分を多く感じた。私が考えたおそ松さんのこんな話、面白いかな?これ読んでみて!って他のファンと一緒に考えたり一緒に見せあってやり取りしたり。あー考えるのって楽しい、って思った。作品を解釈するのは楽しい。それを話し合うのは楽しい。私は結局あまり形にできなかったけど、pixivで漫画と小説を少し書いて、twitterで少しやり取りしたり、友人と解釈を話したり、そういうふうに作品を鑑賞した。楽しんだ。おそ松さんはギャグ漫画なのでジャンルがミステリーやホラーやナンセンスはたまた会話劇から麻雀、舞台設定もいつもの家のいつもの街から謎の洋館やレース場、地獄になったりする。登場人物もいつもと違い服でコスプレや何らかの役をしていたり、結構簡単に死んだり大怪我したりするので、パロディや派生を考えやすい部分もあった。キャラクターの骨子はしっかりしているので、なぜ、このキャラクターがこの役をしているのかを解釈する余地があったり、そこから解釈を発展させる余地も多く、粘土のようにこねくり回していろんなものを作ったりできたと思う。pixivのタグでも結構謎な派生とかもたくさんあると思う。ドンヒラとか一体何なんですかって数年後の人に聞かれたらすごく訳がわからないだろうな…と思う。ムーブメントなのだ。

色んな人が考えたカラ松事変、悲惨に終わったりハッピーに終わったり、そういうのを読むのも楽しかった。私、こんなの考えたよ!みて!おもしろい!こういう話もあるのかー。そういう色んな人の創作意欲や何らかの考えの昇華、作品で見つけてしまった自分のこだわりや偏りなど、人の何かを読むのが、私はすごく楽しかった。

アニメは1期のアンサーとして2期は作られていた部分が多かったと思う。1期5話のカラ松事変は私にとっては結構悲惨な話だった。うへーひどい目にあったなーって感想を持った。私はカラ松くん推しです。pixivでカラ松事変のタグで小説をいくつか読んだ。そのいくつかは、家族や親しい人間から酷い扱いを受けた人間がその後どうするかというのを考えた小説だと思って読んだ。私自身、家族から不当な扱いを受けたと思う部分はいくつかはあって、そこに自分自身はこだわりを持っていると思う。不当な扱いを受けた人間はどうするのか。そこがずっと気になる人間はどう生きていくのか。何かで自分のわだかまりを見つけた時、どうするのか。反発か。激怒か。

感情がむき出しの文章も多く、私はそれも楽しかった。

おそ松さんは絵もギャグなので、まるっこい可愛い絵だ。間口が広かったと思う。むき出しの、思いつきがたくさんネットで読めて興味深かった。

そして、2期の、カラ松事変のアンサーとして、サマー仮面が登場する。カラ松くんは、家族を巻き込んで復讐するでもなく、許しを与えるわけでもなく、ただただサマー仮面として10月のハロウィンにサマー仮面の力で夏にしていった。感動した。天才じゃない?家族をただ愛し、ただ美しい何かに何かを昇華していったんですよ…!そこがさっぱりわからないのが彼のすごくいいところなんすよ!わからん!サマー仮面の背中あったかいで…でっかいで…カラ松さんパねえっす!という感じでした。


という感じでえいがのおそ松さんで、あー…そうか…締めが来たんだな、と思いました。きちんと終わったんだなあ、って。高橋さんがさようなら、って言っていて、そうか、っておもった。さよならなんだ。

 

うわーん!三期(って言っても毎回25話作ってるから実質4クールなの?多いよね…)ないのかな…っ。それはほんとに寂しい…四年経ってるのにpixivいまだに見てるのに…しょぼん。でもほんとに面白くていいアニメですごく楽しいムーブメントだったなあ、とおもう。

たのしかった。


さっさびしい~。

 

 

 

 

という解釈をしてはいるけど、

いくつかあれ?と思うのがあって、つづくって思い切りヘンテコ世界の空中にういてたよね…カラ松さん!?どうなってんの!?というのと、高橋さんの枕元に写真立てが増えたのはそもそも、映画の世界の構造はどうなってたんだろうか?高橋さんが考えたカラ松くんが作った世界、なのかもしれないし高橋さんの世界…?わからん!まあよし!もう一回みたい!できれば何回も見たい!